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冠婚葬祭の豆知識

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原田 幹久 / 日展会友, 日本書芸院評議員, 九州女子大学教授

http://www.gm-group.net/harada/

原田幹久1954年(昭和29年)10月30日(昭和29年)福岡県久留米市にて生まれる。 幼い頃から書における非凡な才を発揮し、中学時代に早くも書家として身を立てるべく決意をする。 書において名高い大東文化大文学部で研鑽を重ね、卒業後、栗原蘆水に師事。 1980年に日展初入選し、以来20年入選を続け日展の会友となっているほか、読売書法会理事、日本書芸院評議員を務めるなど書道団体で活躍。 また、朝日新聞地方版に「漢話百題」を連載中の、漢字にまつわる興味深い話題から、語源や歴史、熟語、部首、画数、各種書体や筆順の紹介、書き方の解説まで網羅した「漢字の姿」(漢字の姿 読み、書き、知る、漢字の世界 1)も出版。

第1回

● 慶事と弔事

このコラムでは、書道家原田幹久/著の

「こころに響く儀礼の書 冠婚葬祭の表書き・年賀状・日々の書式」

から、冠婚葬祭について色々と学びます。
紅白と白黒

今日、祝祭の儀式などに紅白の慢幕(まんまく)、凶礼には白黒(鯨幕)が用いられます。 慢幕は、もともと平安時代から使用され、後世に伝えられました。平安時代後期より、幕は武家たちが多く用い広まりました。また、朝廷や社寺の儀礼にも用いられ、一般社会にも流行していきました。

水引き

飛鳥時代、小野妹子が中国から帰朝した際、朝廷への贈り物の品々に、紅白の染めの紐がかけられていたことがはじまりだと伝えられます。 このように、慶事・弔事には、昔から人々の心を伝えるものがあり、今ではならわしとして残っています。人々が古来より大切に育ててきたことを美しい風習として未来につなげていきたいものです。それでは、表書きのマナーを学びましょう。

● 慶弔のマナーの違い

慶事・弔事には、その国・地域独自のマナーがあります。
更に宗教の形による違いがあります。ここでは、一般的に使われているものを紹介していきます。

墨の濃さの違い

慶事は濃墨、弔事は薄墨で書きます。慶事はめでたさを深く祝うという意味から、濃く鮮やかに書きます。 これに対し、弔事を薄墨で書くのは、悲しみの涙で墨が薄まったことを表しています。

袋の違い

慶事に使う場合は祝儀袋を、弔事に使う場合は不祝儀袋を使います。 最近ではさまざまな袋がありますが、用途や金額で使い分けましょう

水引きの違い
水引きの違い

水引きには、「結びきり」と「蝶結び」の二種類があります。本来、水引きは自分を正しくして先様を敬い、これに奉仕することを意味する日本独自の礼儀だと言われます。 「結びきり」(あわび結び・輪結び・飾り結び含む)は「二度とあってはならない」というものですから、結婚祝い・弔事・病気などでの見舞いに使われます。 一方、「蝶結び」は紐がほどけるので「何度あってもよい」というもので、一般的なお祝い事・栄転・長寿祝い・一般贈答・誕生日祝いなどに使います。

上包みの折り方の違い
上包みの折り方の違い

目的に応じて折り方が違いますので注意しましょう。 慶事の場合は、「幸せ」が何度も受けとめられるよう裏の重なりを上向きにします。弔事は逆に重なりを下向きにします。

● 慶弔の表書き

祝儀袋は、奉書紙でできていますので、にじみやすく、書きにくいので注意しましょう。

御祝い(おいわい)

結婚祝いの場合は、結びきりの水引きをかけましょう。
御祝 ○二文字をバランス良く書くようにしましよう (慶事の表書き)。

○文字と文字の間隔を少し空けるとよいでしよう (慶事の表書き)。

○名前はフルネームで書くことが一般的には多いでしよう。

○紙面ぎりぎりまで書かないように注意しましょう。

○一般お祝いは蝶結びの袋を、結婚などの一回だけのお祝いは結びきりの袋を使います。

壽(ことぶき)

結婚は最も重要なお祝いごととして「壽」を使います。また長寿のお祝いにも使います。
壽 ○「壽」は「寿」と書くこともあります。

○一字の際は上書きのスペース二分の一より、やや上に書きましょう (慶事の表書き)。

○壽の横線は、等間隔になるように書きましょう (慶事の表書き ) 。

○文字の全体をやわらかい線質で書き、スッキリと見せましょう。

慶事の表書き より 慶事の表書き を少しあけて書きましょう。

お見舞い(おみまい)

病気のお見舞いや火事・災害のお見舞いなど全般的に使います。
御見舞 ○文字数が多い場合は、「御」の文字の「 」この部分が、あまり大きくならないようにしましょう。 (慶事の表書き)。

○連名の場合、氏名が大きくなりすぎらないよう、やや小さく書きます。また、一番右端に上司(目上の方)の名前を書きます(慶事の表書き)。

○一文字あけます(慶事の表書き)。

○名前が、四字の方と三字の方を一緒に書く場合は、天地を揃えて書きましょう(慶事の表書き)。

餞別(せんべつ)

転任する人や遠くへ旅立つ人などに、別れのしるしを贈るときに使います。
餞別 ○三名の連名の場合、二番目の名前を左右の中心になるように注意して書きましょう。

○再会することがないであろう相手に対して使用する「餞別」に対して、「祖餞」は旅行などに出かける相手に気軽に渡す際に使用します。

餞別(せんべつ)

転任する人や遠くへ旅立つ人などに、別れのしるしを贈るときに使います。
● 連名の書き方
連名の場合、一般的には位の高い方を最初にし、右から左へ書きますが、受取人の名前を左脇に書く場合は、連名を書くときの、位の順序が変わるので、注意してください。
この場合、左脇の受取人に近い方を一番目上の方とし、一番目下の方を右端にします。
上の場合は、連名の書き方の方が、一番高位で、次いで連名の書き方連名の書き方の順になります。

御結婚祝(ごけっこんいわい)

結婚祝いに贈る金品に書く表書きです。
御結婚祝 ○「御結婚」をやや小さく書くのがポイントです (慶事の表書き)。

○結婚祝では結びきりを使いましょう。

○名前は文字数によって、書き方も少し異なるので注意しましょう (慶事の表書き ) 。

○文字の全体をやわらかい線質で書き、スッキリと見せましょう。

○画数が少ないので小さめに(慶事の表書き ) 。

○少しあける(慶事の表書き ) 。

○袋の裏面は、一般的によく使われる「メ」という文字には「切る」という意味があるので、「寿」「○」「締」「封」等がのぞましいでしょう

慶事の表書き
慶事の表書き 初穂料(はつほりょう) --- 神前式結婚の場合の神宮へのお礼に
  • 金銀または紅白の水引き、結びきりにし、のしのついた祝儀袋に入れます。
慶事の表書き 献金(けんきん) --- キリスト教の結婚の場合の教会へのお礼に
  • 祝儀袋は白無地で、水引きも、のしも必要ありません。
  • 牧師や神父へ個人的に渡す場合は、「御礼」で。
慶事の表書き 御供物料(おくもつりょう) --- 仏前結婚式の場合の僧侶のお礼に
  • 宗派は問いません。
  • 金銀または紅白の水引き、結びきりにし、のしのついた祝儀袋に入れます。
    注) 「仏」は「佛」と書くこともあります。
慶事の表書き 薄謝(はくしゃ) --- お世話になった方々にお渡しする場合に
  • 一般的には小型の祝儀袋を使って渡します。

御祝儀(ごしゅうぎ)

お祝いごとでお世話になった方へのお礼やお祝いに使われます。
御祝儀 ○このように、草書で省略して書いてもかまいません (慶事の表書き)。

○蝶結びのお祝い封筒は、慶事が何度あっても良いときに使います。

○全て画数が少ない文字ですので、小さく太く書くところがポイントです。 また、「中」「山」「正」「夫」といった文字は、左右対称またはそれに近い形ですから、文字の中心のゆがみが、わかりやすいので、注意しましょう (慶事の表書き ) 。
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